カフェディモンシュマスター堀内隆志とビストロオシノオーナー星野裕亮とパパスホーム代表井手しのぶの日々のつぶやき交換日記
大変お久しぶりの更新です。
 大変お久しぶりの更新です
色々なことがあったこの半年間ですね
確実に世界の重要のこと順位が変わって行くような気がするのは
私だけでしょうか、、、
最近、歳のせいもあり?「物欲」が無くなってきているのです。
代わりに私の中にわらわらと出現して来たのが
「緑欲」もう家じゅう昇ったり降りたりを植木鉢持ちながら
培養土持ちながら、植物持ちながら繰り返しています。
そして考えることは「隙間」もう植物を植える隙間が無いのです(涙)
ありとあらゆるところに植物がひしめいていて
あともう少し、出来たら種から野菜を育てて(フランスの野菜種です)
オシノに売りつけようと企んでいます。
もお土と戯れているのが最高の幸せなんです。。
今年はピーマン、きゅうり(既に収穫始まってます)
茄子、ゴーヤ、数種類のトマトですができれば今年中に
種からもやってみたい!
あ〜ワクワクする!

あの震災の前にジャストタイムで車を売却しました。
車が趣味で50歳までにはポルシェを買うぞ!と意気込んで
ポルシェにもメルセデスにも何度も乗り換えましたが
ほんとに急に乗りたいと思わなくなってしまったのです
だいたい車に乗ること自体、通勤位しか無くなって
電車、バスで出掛けることが多くなりました。
目が疲れちゃうんで。。。
で、あの震災。
ガソリンが無ければ何の意味も無い鉄のオブジェになっちゃうんですよね、、
今の私の愛車はスマートフォーtwo
どこでも一緒の可愛いやつです〜



shinobu-ide@jcom.home.ne.jp

              井手しのぶ
- - -
ひさびさの更新です。
 

投稿が大変遅くなりまして申し訳ございません。

 

さて、この1カ月の間に色々なことが起こり、何から書いて良いのかと考えてしまいます。

 

地震、原発、計画停電、被災地の人々のこと、これからの日本、僕の店、はぁー・・・。

 

世の中ネガティブなニュースばかりで、それを見ているとこちらも落ち込みそうになります。情報は大切だけど、過剰に反応したりすると本当のことが見えなくなります。気持は、前向きでいないと良いアイデアや、正しい判断力を失いかねません。(えらそうな事を書いていますが、これは、僕の麻雀から得た経験であり、課題でもあるのです。)

 

僕自身何をしたら良いのかと考えましたが、まだきちんとした答えが出せません。ただ現時点で出来る事と言えば、計画停電にも負けずにお店を開け、いつもと同じサービスは出来ないけれども、お客様に暖かい食事と美味しいワインを提供し続ける事。そして、来ていただいたお客様が元気になってもらえるように、シーズン突入の大好きなクロダイ釣りも、今までの10回のところを9回に減らし(ウソ)僕も頑張りたいと思います。

 

今回お勧めのワインは、ロワール地方の ロゼダンジュです。

 

このワインは、ロワール地方の代表的なビオデナミ生産者マルク・アンジェリが作る少し甘くて美味しいワインです。この生産者は、小麦粉も作っておりワインと同じユニコーンのエチケットを張って売られていました。

 

鎌倉ももうすぐ桜の花が咲きます。桜を見ながらこのワインを飲んで頑張りましょう!

 

 

◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇

星野裕亮  BISTRO OSHINO

住所:〒248-0011鎌倉市扇ガ谷1-8-6小黒ビルB1

電話/FAX0467-55-5327

www.bistro-hoshino.com

◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆

- - -
あけましておめでとうございます!
 今年も昨年と変わらぬ、御愛顧、御鞭撻宜しくお願いいたします。

年明け早々、堀内マスターは病いに倒れてしまったそうですが、順調に回復なさり、嫁、ちかちゃんの連絡によれば一昨日からお店に復帰したそうです。
お互いに、(星野さん含む)よる年波には勝てないので、健康第一、
早寝早起き、粗食に粗飲?で毎年の人間ドッグは欠かさずに、
適度に定期的に運動をして養生しながら生活しなければいけませんね、、、
昨年の暮れから、やたらに体調を崩しまくり、
パパスの忘年会にも出席出来ず(15年で初めてのこと)
なんだかずっと寝たり起きたりな生活だったのですが、
プラセンタ!ほぼ2週間に一度位、注射していたものを
あまりに長引く体調不良に、プラセンタいつもの倍量、
ついでに高濃度にんにく点滴をしてもらいました。
そうしたら、効果てきめん!
元気になりましたよ〜

今日は節分、江の島神社で引いたおみくじは大吉!
健康に留意して正直に与えられた天職を全力で精進したいと思っています。
「あと一歩の努力」これを実行する事と、諦めてしまう事とで
その後の人生が大きく変わる。
ほんとに苦しい、、と思ったとき、苦しい、前に進めない、、、と
諦めてしまうのはもったいない事。
あと一歩踏み込んで、努力することによって前進していけるのだと思います。
今年もがんばります!



                                 2011.2.4    井手 しのぶ
井手しのぶ - -
背景にあるもの
  2ヶ月も日記を滞らしてしまいまして申し訳ありません!
 
 星野さんはすっかり風邪は治ってますよね?お正月明けに井手さんとOSHINOでバッタリお会いしたときは旅行中でした。

 お正月といろんな事がありまして、アップするのが遅れてしまいました。今回はお詫びの意味を含めて2枚のアルバムを紹介したいと思います。

 この2枚はブラジル音楽ではないのですが、自宅でリラックスしたいときによく聴いています。マテオ・ストーンマンの『マテオ』とアディティア・ソフィアン『クワイエット・ダウン』です。2枚に共通するのは、穏やかな空気感。そして、それぞれの背景にあるものに惹かれています。

・マテオ・ストーンマンの『マテオ』
 ぼくは現在の自分の仕事を天職だと思っていますが、それは実際経験してみなければわからなかったと思います。もしかしたら、他にも向いている職種はあったのかもしれませんが、少なくても前職や人事、経理は不向きというのは経験からわかりました。適職に就いている人は、どのくらいいるのでしょうか。自分自身を知らなければいけないわけだし、きっかけ次第で更に力を発揮できることだって人間は可能だと常々感じています。
 さて、ここで何が言いたいのかというと、このアルバムの主人公であるマテオ・ストーンマンのこと。解説に記されていた興味深いマテオの経歴。マテオは本名をマシュー・ストーンマンと言い、アメリカのニューハンプシャー州で生まれました。音楽で成功する夢を抱き19歳の時にL.Aに移り住みます。しかし、彼を待っていた現実は相当に厳しく生活苦に陥ってしまいます。そして、とうとう彼は悪事に手を染めてしまい窃盗犯として服役することになってしまいました。ところが服役中に彼は素晴らしい出合いをするわけです。それが「キューバ音楽」でした。刑期中にスペイン語やコードなどを身につけ、出所後はL.Aのレストランで弾き語りの演奏をし、徐々にその評判は広がっていきました。生まれ変わった彼は収入は全て音楽の為だけに使い、キューバでブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブのメンバー達と録音しました。そのアルバムが『マテオ』というわけです。
 この『マテオ』を聴いていると、過去に経験した楽しかった出来事が走馬灯のように頭の中を駆け巡ります。ノスタルジックなキューバ音楽のせいなのでしょうか。とても甘いマテオの歌声も魅力的です。
『Mateo』 Mateo Stoneman

・アディティア・ソフィアン『クワイエット・ダウン』
 インドネシアのジャカルタ。そこで活動しているミュージシャンがどういった音楽を奏でているのか想像がつきますか?思い浮かぶのは民族音楽のようなオリエンタリックなサウンドでしょうか。ぼくは職業柄インドネシアというとマンデリンとジャコウネコの糞から採取される希少なコーヒーのコピルアックのことを連想してしまいます。このアディティア・ソフィアンの『クワイエット・ダウン』は、見事に民族音楽とかコーヒーのことを消し去ってくれました。ボーダーレスという言葉は、もう珍しくなくなっていますが、こんなに気持ちの良いアコースティックなアルバムを聴いたのは久し振りのことでした。インドネシアへの偏見でした。詳しい彼の経歴はわかりませんが、『クワイエット・ダウン』は彼のベッドルームで録音されたアルバムなんだとか。ギターと歌声で構成されたサウンドからは、リラックスした雰囲気が伝わってきます。穏やかな太陽の陽が差す湘南にもピッタリだと思いますよ。ちなみに入院していた病室のベッドの上でもよく聴いていました。ベッドルーム・ミュージック!
『Quiet Down』 Adhitia Sofyan

 この2枚は実際に音楽を聴いて、解説を読んでいただければ、その素晴らしさはもちろんのことですが、制作されていったプロセスのようなストーリーを知るだけで、アルバムに対する印象や愛情も増してくると思います。こんな時代だからこそ、そういったことを大事にしたいですね。 堀内隆志


堀内隆志 - -
燃え尽き症候群 PART2
 

急に寒さが増し、冬の到来を感じるこの頃。皆様いかがお過ごしでしょうか?

僕は見事に風邪をこじらせてしまい、3週間ものあいだ、薬を飲み続けている始末です。ゲホッゲホッ・・・。

 

さて、前稿の井手さんが「10年一昔」などと書いていましたが、先日めでたく四十路の仲間入りをした僕にとってのこの10年間は、特にいろいろな出来事で彩られ、充実した日々であったと思います。ゲホッゲホッ・・・。

 

事細かにこの10年を説明させていただきますと、この文章が8億行くらいになってしまうので、割愛させていただきますが、ゲホッ。10年以上前からずっと続けている「磯釣り」のお話をしたいと思います。

 

何を隠そう、明日にでも「ビストロ オシノ」の看板が「釣具屋 ほしの」に変わっていても何ら不思議ではない程の釣り好きである僕は、過去14年間(出られなかった年を除けば毎年)、「メジナ釣り」の大会に出場しています。

 

釣り具のメーカーなどが主催している大会に、全国の頂点を目指して(目指すのは勝手)年3回ほど参加しているのですが、結果は常に「予選通過まであと1歩!」といったところ・・・。

 

それでも、ゲーム性の高さや、毎回少しずつでも上達していく面白さで、再びチャレンジしてしまうのです。

 

そして大会が終わると「燃え尽き症候群」

 

これまた10年以上たしなんでいる麻雀でも、あがり牌を見逃してしまったり、お店の会計で10000円くらいボッタくってしまったり・・・(これは嘘)。しかし、そこまでしてでも「燃える事」ができるコトを持ち合わせているというのは、自分でも素晴らしいと思っています。

 

そんな大好きな釣りも、職場での立場があがったり、結婚し子供が生まれたり、自分でお店を開業したりと、重たい荷物(ネガティブな意味だけではなく)を背負い込んでいくうちに、行ける回数はどんどんと減っていきました。しかし、孫が生まれようが、曾孫が生まれようが、お店が10軒くらいになっても、奥さんが6人くらいになっても、メジナの生態系が壊れるまで(嘘)、細々とでも釣りを続けていきたいと考えています。

 








というわけで、燃え尽きた感否めない体で疲れている時に自分のご褒美として飲みたいのが、ちょっぴり甘くて微発泡なこの一本、シャソルネのセクレート
4007です。変なラベルだと思いますがこちらのワインは、フランスのブルゴーニュ地方、サンローマンの作り手のシャソルネ。2002年と2005年に収穫したシャルドネのブレンドを二つを足したので4007になりました。ゲホッゲホッゲホッゲホッ・・・。

 






咳がひどくなってきたので、この辺で。









                                               2010.12.2  星野 裕亮


 



星野裕亮 - -
今年の夏は
長く暑くてみんなが「ボーっ」としていた気がします。
マスターが「燃え尽き症候群」だなんて、、、
でも今年の暑さは人をあらぬ方向に変えていったのかもしれませんね。。。
でもいつもニコニコ堀内マスターが実は秘めたる闘志をもっている事を知っていますぜ(笑)

ライヴツアー横浜の部、赤れんが倉庫モーションブルーにご招待頂きました。
ダブルドアーズの歩さんと堀内ママとcyajinさんご夫婦と楽しい一時を過ごさせて頂きました。たまに都会でお食事とお酒でテンション上がりまくりでした。
歩ちゃんはスペインをバックパックで旅行してしまう様なグローバルな感覚を持っている子で、ベニヤ板とかに油絵の具で色を塗り重ね指で掻き取って動物や人物を描きます。
歩ちゃん同様、力の在る作品です。
先日、原宿で個展を開催しましたが残念ながら私はお伺いし出来ませんでした。
でも後日、ダブルドアーズ七里ヶ浜で、いちばん気にいった「ベレーの女の子」が、うちにやって来ました。
人物は初めてだそうですが、私は見てすぐにこの子がいちばん気に入りました。

「10年一昔」って言いますが、最近は5年で一昔位の間隔な気がします。
ものすごいスピードで世間が移り変わっている気がします。
でもはたしてそれが良い事なのかは分かりませんが。。。

私たちが住んでいる神奈川県のうみっぺたの辺は
まだまだ時間がゆっくり流れているのではないでしょうか?
私なんかこの辺では超せっかちで気が短いと思われているようですが
たまに都会に出ると愚鈍に感じますね。
まずあの人混みの中、まっすぐ行きたい場所に行き着けた試しがありません。
右に拠れたり左に押しやられたり
恐怖を感じる程です。
もう、骨の髄までこの辺の人になれたんだと実感します。

最近は初心に帰り毎日土いじりに勤しんでます。
土に触れていると安心出来るのを忘れていましたが
またまたリバイバルです。



                                    2010.11.5  井手しのぶ
井手しのぶ - -
燃え尽き症候群
  実はいま「燃え尽き症候群」なのです。なーんにも手につかないといった感じです。

 そんな無気力人間になったのは、先月中旬から来日していたジアナ・ヴィスカルヂ&ミッヒ・フジシュカの日本ツアーの関東での公演に同行していたからです。

 今回のツアーは、このブログでも紹介していた『COFFEE&MUSIC』という自分が深く関わっていたアルバムのツアーなので、来日が決まってから楽しみにしていました。4年前にも来日予定があったのですが、急遽キャンセルになった経緯もあったので、実際に来日するまで心配でした。ツアーは大阪、熊本、福岡、鎌倉、横浜、東京と、6都市7公演。ぼくは鎌倉から東京公演までの日程で、彼らと行動を共に。ぼくが観た4公演は、とても素晴らしいライブでした。鎌倉はディモンシュが会場だったのですが、これまで何十回と自分の店でライブをやってきましたが、ベスト3に入る内容でした。

 ジアナとミッヒは人間的にも素晴らしい人で、数日間一緒にいただけで家族のような情がわいてきてしまって、最終公演を終え、お別れの挨拶のときには自然と涙が出てきてしまいましたよ。まるで「ウルルン」です。

 今月紹介する音楽は、ブラジルの女性歌手ガル・コスタの『Hoje』というアルバム。この作品は2005年にリリースされたものですが、秋になると聴きたくなります。空が高くなり、金木犀の香りに包まれる季節に、ゆったりと味わいたい音楽です。ブラジル音楽界でガル・コスタといえばベテランシンガーなのですが、そんな彼女が若手や大御所作曲家、アフリカ出身のミュージシャンの曲を歌ったのが、このアルバムです。

 そういえば、この『Hoje』に収録されている「Jurei」の作者climaとミッヒが、最近一緒に曲を作ったのだそう。次のジアナのアルバムに収録される予定だとか。

しばらくは『Hoje』を聴きながら、まったりすることにしまーす。
Hoje / Gal Costa
堀内隆志 - -
ハンバーグの夕べ
 9月8日にビストロオシノにてハンバーグの夕べを開催いたしました。


 この会は、僕を含めた当店のコックさん3人と、惜しまれながらも
自分の都合で勝手に閉店した大町の迷店? ジャルダン食堂の
清水シェフを招いた4人が参加。
 それぞれのレシピで作ったハンバーグを食べてお客様に順位を
付けて貰うという会でした。


 順位が付くという事もあり、皆一夜漬けのハンバーグを、一生懸命
作りました。


 4人もいるとレシピも様々で、2人は牛と豚の合挽きを使用、残りの
2人は牛肉100%のハンバーグ。
 ソースも様々でトマトや赤ワイン、焦がしバター風味のものなどなど。


 お客様の好みも千差万別、色々なハンバーグを楽しんでいただきました。


 また、何か面白い企画が有ったら開催したいと思います。




 今回のハンバーグに合わせたワインは、当店でも料理に使用している、Vino de Tavoia  Mantineraの赤ワイン。(会費3000円で飲み放題の為・・・)
 やっぱりハンバーグには気兼ねなくゴクゴク飲めるワインがいいですよね〜











      
                                     

                                 2010.9.12   星野 裕亮
星野裕亮 - -
残暑お見舞い申し上げます
 ま〜毎日毎晩飽きもせずに暑い日が続きます。
この暑い中、引越しをし、狭い土地に家を建てたものですから当然階段の上り下りが頻繁になりました。
その上に只今屋上に庭を創ろうと植木鉢やら培養土やら植物やらを引きずるように運んでいて、3キロのダイエットに成功致しました!
水分(もちろんサンセットビューのシュワシュワは必須です)しか欲しません、、、全く「少し涼しくなってから、、、」とか考えられない超せっかちな性格です。
またまた今年は10月一杯位は残暑が続くとか、、、そんなには待てません
ただし海が目の前のこの環境は結構サバイバルな感じで風の強い日は窓なんか開けられません。
次の日はシャワーで家ごと丸洗いが必要です。
植える植物もなんだか葉が肉厚で可愛げの無いものばかり、風の次の日は支柱のやり直しも不可欠です。
ですがやっぱり緑がないと落ち着かないのです。
前回の堀内マスターが「住む環境でそこにあった音楽が変わってくる」と仰っていましたが、膝を打ってウンウンそうそう!と思わず言ってしまう程納得です。
私も長者ヶ崎に越してから毎朝、起床していちばんにかける音楽に相当悩んでしまいます。
ん〜〜〜マスター、どんなんが良いでしょうか?
海辺のちょっとフレンチな感じの家でお天気の良い朝にどんなジャンルの曲が似合いますかね〜

                        2010年8月27日
                        井手しのぶ

井手しのぶ - -
風鈴のような音楽
  昨年末に井手さんが住んでいた家に引っ越しをしました。鎌倉市内での引っ越しでしたが、環境がガラッと変わったせいか、自分たちの暮らしも劇的に変化しました。

 引っ越しをしてまずやったことといえば、備え付けてあったBOSEのスピーカーにステレオを接続したこと。「優先すべきものは他に沢山あるでしょう」そう嫁さんにツッこまれても、家に合う音楽というものを確認しておきたかったのです。ここ数年聴いていた音楽といえば、99%はブラジル音楽。いつもブラジル音楽のことばかり考えていました。とりあえず、ダンボールから出したCDをいくつか再生してみましたが、手持ちの物でしっくりくるものがありませんでした。
 
 そして今年1月。西荻窪にある『雨と休日』というCDショップで、運命的な出合いをしました。疲れていたからかわかりませんが、ピアノのアルバムを聴きたくなって商品カードとジャケットの印象で何の知識もなく選んだのが、これから紹介するHenning Schmiedtの『Klavierraum』です。

 商品カードには「妊娠中の妻が暑い夏を心地よく過ごせるようにとの想いから作られた愛情あふれるピアノ作品」と書いてありました。ぼくの嫁さんは妊娠中でもないし、寒い冬だったにもかかわらず、スピーカーから流れてきた静かなピアノの音楽は、この家にピッタリでした。空間と音楽が見事に調和する瞬間でした。選曲という仕事をこれまで何回かやってきましたが、ここまでハマることは少ないです。サウンド・インテリアという言葉が正しいかわかりませんが、家具のような音楽であることは間違いありません。

 以来、何回もリピートして聴いています。今年上半期で一番聴いた作品かもしれません。しかしHenning Schmiedtに関する知識はゼロに等しいし、この作品の曲名も覚えていませんし、全15曲ということも最近知りました。「何曲目がオススメ?」と聴かれても答えに困ります。おまけに2年前に発表されていたことも。

 
 このCDはできればヘッドフォンではなくスピーカーで、絞り気味のボリュームで聴いてほしいです。今年は、まだまだ残暑が厳しそうですが、この作品で乗り越えることができそう。



                                       堀内隆志

堀内隆志 - trackbacks(0)
| 1/2 | >>